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連載・恋才⑥

 N@oと七人の木村剛サマ

幸せそうなN@oは、七人目のGoさまをテレビ局に迎えに来ていました。
「お疲れ様でした。七星Goさま!」
「今日は、テレビ局で偶然『三星Go』に会ったよ。
 相変わらずハードランディングキャラに徹して、眼光鋭く語ってたな。」

Goさま達は、それぞれの分野で大活躍・大人気だったので、
島民にも、お互いにも、区別出来るように姓を付けました。
1人目の代表取締役Goさまは、     『一星Go』
2人目のモノ書きGoさまは、       『二星Go』
3人目のアナリストGoさま、        『三星Go』
4人目のブロガ―Goさまは、       『四星Go』
5人目の闘魂Goさまは、         『五星Go』
6人目の政策実行部隊長Goさまは、 『六星Go』

7人目のGoさま『七星Go』は、N@oのために優しい歌を聞かせてくれていましたが、
本当に素晴らしい歌声だったので、島内で評判になり、いつのまにかテレビの歌番組に出演することも、少なくなかったのです。

七星Goさまの美声には、心を突き動かす不思議なパワーがありました。
聞く人を皆「知恵と力と勇気の子」スーパージェッターくんにしてしまうのです。
独り占めするのは、あまりにもったいないと考えたN@oは、
島の外の国にも届くことを祈りながら、七星Goさまの声を電波に乗せたのでした。


のりぴよ女王の命を受け、フィナンシャル島の港に着いた使者コックボは、
島中に響き渡る歌声に、耳を傾け呟きました。「間違いない、国王陛下のお声だ・・・」

⑦につづく
by on-nao | 2004-08-12 22:26 | きむらさん
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