カテゴリ:おとおし( 36 )

燃えないゴミの日

捨てられたもモノと残されたモノの違いはなんだろう

モノに主体性はない
モノに存続の喜びはない
モノに自分の体積や重量を決める権利はない

モノは「制度」であったり、「慣習」であったり
「しきたり」や「社会通念」「一般論」等と呼ばれたりする。


とりわけ優等生面した「正義」ちゃんも「正論」くんも、
一定の形状で光り輝いていられる時間は短いのだから
いつかはゆがみひずみ軌道からずれてしまうのだから
そのうちに誰からもお呼びが掛からなくなるのだから
とうとう完全に無視をされ、肉片のひとかけらも残らないくらいに
跡形もなく、そこに生きていたのは幻だったかのように無惨に
抹消されてしまうのだから

モノは存在した歴史さえ語り継いではもらえないのだ。
それが「捨てる」という行為

だから今、残されたからといって未来永劫「残される」ことは有り得ない
終局がほんの少し先送りされただけの事で、
所詮は捨てられるモノになる、という宿命からは逃れられない。



捨てられたモノと残されたモノ
違うのは、時間の流れる速度
棄てられた物とやがては棄てられる者
生きている実感は同じ
生き延びた期間も同じ

ブラックホールに呑み込まれる程近づいた命知らずモノには
期限付き永遠という矛盾空間の中で「残されたモノ」という称号が与えられるだけ。
それが「残す」という行為


私が忘れない、などという微弱な引力では話にもならない



片付け物をしている時、捨てるに捨てられない品々を眺めているうちに
とっくに捨てた想い出まで抽斗から出して仕舞って、
すっかり収拾がつかなくなった余命僅かな人々のさいわいを祈って・・・
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by on-nao | 2005-01-10 14:57 | おとおし

本当の負け犬

仲良しに見えて険悪だったり、結束しているようでいてバラバラだったり、
強い絆かと思いきや不信感いっぱいだったり、イザと言う時裏切ったり。

人間の関係には、「うわべだけ」とか「うそっこ」とか「利用目的」とか
そういうお付き合いがある事もある。
組織の数だけ所属の数だけ友人の数だけ種類は様々必要性もそれぞれだが、
ウソが発覚する理由はただ一つだけ。

 かげぐち


嫌いなら付き合わなければいい
付き合わなければならないなら好意を持てばいい
それでも好きになれなければ心に秘めればいい

好きなものを好きと、嫌いなものを嫌いと明示することは勇気がいる。
でも、実は大嫌いなのに好意を寄せてるふりをする嘘つきなんかよりも
ずっとずっと気持ちがいい。
きっとそれは、自分が正しいと信じる道を歩くことと等しいから

道も見つからず、歩き方も知らず、行き先も決められない
嫌いな物や合わない人と関わりながら拒否も出来ず、
陰で悪口や文句を言う奴こそ
「負け犬」と言うんぢゃないのかな

私は自分の周りに「負け犬」を配備しない
「負け犬」がいたら即刻削除する


正月から物騒かなでも「おめでとう」
すべてのチルドレンのさいわいを祈って・・・
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by on-nao | 2005-01-03 18:48 | おとおし

正直な初夢

ここはホテルじゃない

公営のプラザビルやら何とか会館の中にある大会議室
長机とパイプ椅子が整然と並んでいて、200人程は収容できそうだ。
どうもホテルではないと思わせるのは、天井と壁
白やグレーで統一されたセンスの無さと、ぼんやりとした蛍光灯が
目に(脳に)映る。

富士山でも鷹でも茄子でもないなんて!


いつの間にか集まった大勢の人たちの中で
どうしていいのかわからずにいると、一枚の紙が渡された。
そこには一週間のスケジュールみたいなものが書かれていて、
「起床」「昼食」とか「就寝」など、
今ではすっかり誰にも指示されなくなった筈の日常生活について
細かく時間が区切られ、まるで修学旅行用しおりの一ページのようだった。

でもまわりはスーツ着たおじちゃんばかり。
『中間管理職の宿泊研修かなぁ』と考えていたら
彼がいた。
「なかなか良いプログラムだよ。私はこっちに参加するけど、どうする?」

もう地獄でも特訓でもいいや
彼と旅行だ旅行!うれしいうれしいうれしいうれしいうれしい



憶えているのはここまで。
なんだかなぁという感じ
もっと艶っぽい夢で新年を迎えたかった
もっともそれでは、ここに書けませんが。


新しい年に前を向いて進んでいくすべての人のさいわいを祈って・・・
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by on-nao | 2005-01-02 23:38 | おとおし

『ループ』は好きかも

昨日は幸せだった。
あの人の笑顔が見られたから


今日は嬉しかった。
大切な友人からワインのプレゼントが届いたから


明日もきっといいことがある。
そう信じているから


嘘みたいだけど、幸福なお金持ちがよく言うこと
「信じていると実現する」「口に出すと夢が叶う」

いろいろな人に感謝して、多くの人の幸せを願って
私なりに闘う生き方はやっぱりまげない

 それが私のニンドウ?


知らないけれど、きっと一生懸命生きているそこの貴方のさいわいを祈って・・・
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by on-nao | 2004-12-23 16:36 | おとおし

人物のつくり方

ここにAさんという人がいるとする。

Aさんは頭がよくて、仕事もデキる。
元気な声で話し、何でもわかりやすく説明してくれる。
そんなにお洒落ではないけれど、いつも清潔感のある身なりをしている。
困っていると何気なく手を貸してくれて、もちろん恩に着せたりはしない。
誰にでも優しく、礼儀正しい態度で接し、約束は守る。

Aさんはなかなかに「いい人」である。
お付き合いしていて楽しい人物である。

ところがAさん自身は上記のような人柄であると、ご自分で意識して行動しているわけではない。
それどころかAさんを知っている人々全員が、Aさんをこういう人と認識しているわけでもない。つまりこの「Aさん」のひととなりは、絶対的なものではなく、まして相対的なものでもなく、狭く閉じられた一個人のココロ世界での印象に過ぎないということだ。

・・・・・・Aさんは独立して生きている、でもAさんの人物像を描いているのは私。
私だけが先述の形容詞などで表現できる「Aさん」をつくりだしている。
他の人々にとってのAさんは、それぞれさまざまな人物として表されるのだろうが、
とにかく私から見たAさんは確信を持って「いい人」と高評価し、
それゆえ私のココロに住まわせている。

当然、この意味と価値は私に対してしか存在しない。
だから、私のつくったこんな「Aさん」像には、誰も振り回される必要なんかない。
そう、『それぞれさまざま』なのだ。

どんなに賢く偉い人であっても、私の人物評価に影響を与えることは出来ないと思う。
自分の目で見、耳で聞き、心で感じた事を基準に判断する事を大切にしているから。
私は自分と自分の判断を信じている。

だから揺るがない



ヒトが人をどう見ているか、どう評価したかで、ぐるんぐるんココロを動かせる才能を
お持ちの気の毒な方々のさいわいを祈って・・・
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by on-nao | 2004-12-21 03:24 | おとおし

黒か白か

組織の代表は意思決定の瞬間、少なくとも何かは捨てる。
人生を管理している自分は選択を迫られた時、一方を捨てる。
捨てる事は痛みを伴うが、いつまでも捨てたゴミくずにこだわっていては、
せっかく選んで前進している意味が無い。

「どうするか」は「どうしたいか」とイコールでなければならない
「どうするか」には成功した時の報酬と失敗した時の責任がある
「どうするか」を明言しない人間は卑怯もので偽善者だ

曖昧であり複雑でありそれぞれである事は百も承知

でも自分がどう生きたかは自分で選んだ結果だし
自分がこれからどう生きるかは自分の自由だ

実際には、この世のすべての幸福を独り占めしているヒトもいなければ、
すべての不幸を背負わされているヒトもいない

そういう意味では、黒でも白でも同じだ

「むずかしい問題」という言葉でかっこつける知的な灰色野郎を
私は信用しない。
信用できない人間に期待するのは、邪魔をするなということだけだが、
それもアテにはできないので、私の人生からは削除する。


幸せと不幸せとをバランスよく持ち合わせた多くの人々のさいわいを祈って・・・
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by on-nao | 2004-12-04 17:39 | おとおし

おかねの「はっ!」・「そう」・「ほぅ」

今日親友からいいこと聞いたから美貌・・・じゃなくって備忘録

 お金ではしあわせになれない、と言い張る人は
 お金の使い方を知らない人



野口英世が舞い込むと大切にし、夏目漱石が来ると真っ先に使う
それはちょっと逆にした方がええんちゃいまっか
できれば番号なんかも気にしはったほおがよろしおます

ほな



わけあってココロが京都に旅してるすべての人のさいわいを祈って・・・
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by on-nao | 2004-11-30 23:58 | おとおし

満員御礼

お約束どおり「ハウルの動く城」鑑賞

迂闊にもラブストーリーだとは知らなかった。

美しいハウル
声が木村拓也でなかったら、また苦しい恋に堕ちてたとこだった
あぶないあぶない。セーフセーフ。
石田彰か緑川光だったら、今頃のたうちまわっていたことだろう
ほんとうにセーフ

感想文はそのうち書くかもしれないし書かないかもしれない。

宮崎アニメの中では、ラピュタの次に好きなくらいに
私としては高評価しています。
ヒトそれぞれですしね・・・

連日超満員でいつになればゆったりと観られるのか不安そうな家族連れと
混んでいるのがイヤでインクレディブルで我慢した恋人同士のさいわいを祈って・・・
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by on-nao | 2004-11-29 00:07 | おとおし

どうしてもいカンヌ?

クセがあるとか、賛否両論とか、通好みとか
ものはいいようで完成度の高さと後味の悪さだけは共通していた二作品

「誰も知らない」「オールド・ボーイ」


例えて言うなら、専門誌で評価の高いレストラン
店内のインテリア趣味がよく、スタッフの接客態度も申し分なく、
新鮮で最高の食材を揃えて、シェフの職人技とセンスに充分満足して舌鼓
ただし
コース料理の最後に運ばれたパティシエご自慢のスィーツが
旬の素材を生かしきったあまりの苦さ故に美味を楽しむ余裕を奪われ、
会計を済ませてレストランを出る時に渡されたお土産の重量のせいで腕がちぎれた。

専門誌の名称は「カンヌ国際映画祭」
おそらく最近の編集長は、タランティーノ


カンヌと日本映画はご縁が深いので、各種受賞作品は少なくない。
全作品を観ているわけではないが、間違いなく上記二作品については
この「カンヌがらみ」で興味を持ち映画館まで足を運んだので、
いやらしい私の好奇心と期待とには何らかのかたちで応えていただこう、
と企んでいた。
前売券でさえ1,500円という傲慢な態度に辟易したので、
レディースデー1,000円という武器で応戦してやった。

「誰も知らない」については先述のとおり。

「オールド・ボーイ」は、ツボに嵌った、というかボディブローが決まった、というか
物語の構成も展開も人物設定も【監禁の理由】も大満足。
納得の意欲作でありながら、要所要所のスタイリッシュで悪趣味な描写には
韓国特有の様式美と、監督の優れた国際感覚が哀しくも見事に融合している。
日本のコミックを原作として抱えてはいても、衝撃的に五感を刺激する映像と音楽や、
冷ややかに計算された構図などには、韓国映画らしいえげつないサービスが満載だ。

鑑賞後、胸糞悪くなって血反吐く気分に襲われたところを鈍器で頭部を殴られる、
ふらふらと足をもつれさせながらどんどん目は虚ろになっていく。でもそれが快感。
~おじさん、私、ほんとうに痛い。でも我慢してるの。それを解って~

韓流ブーム・監禁の謎解き・驚愕の結末だけに踊らされて観に来る輩に、
ご丁寧に解説するほど私は××じゃあない。
心優しきブロガーさんの中には、プロの顔を潰すほどの優秀な評論家が
大勢いらっしゃいますから。



「誰も知らない」と同様、後味ものすごく悪く、絶望感に似た心の悪天候。
けして他人にお薦めは致しませんが、どちらの作品も私は気に入っている。
カンヌめ。
かつて「砂の女」(1964年:審査員特別賞)の主人公が、絶望の中製作した《希望》
という名の装置ほどのわずかな光だけは、せめて観客に届けてよね


元北朝鮮工作員のおじさんにあろうことかめろんめろんに魅せられて仕舞って
どうしていいか判らないすべてのおばさん達のさいわいを祈って・・・
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by on-nao | 2004-11-23 20:05 | おとおし

社交的なひきこもり

部屋に鍵を掛けてひとりでいると安心する

密閉が保証されている空間
私の世界に誰も土足で踏み込んでこない
私の創り出したものに誰もケチをつけない
私が死のうが生きようが誰も興味を持たない
私の名を誰も呼ばない

本当のこというと、心が解放されるのはこういう時だ

「君は家に人を呼ぶのがキライだね」
をとこにそう言われたことがあるけれど、大きなお世話。
何がいけない?自分自身の解放地区を治めて何か問題ある?
ほんとうは、あんただってじゃまなのに



用事もないのにヒトが私に会いたがると安心する

好意が保証されている関係
私の考えに耳を傾け、自分の考えを伝えてくれる
私の知らない話題や気が付かなかったことを教えてくれる
私の存在を認め、ずっと一緒にいたいと誓ってくれる
私の瞳を見つめてくれる

本当のこというと、心が満足するのはこういう時だ

「あなたは自分のことがとてもスキなんだね」
をんなにそう言われたことがあるけれど、そう図星。
そんな奴でもいい?自分を愛して信じているからこそ乗り越えられる壁もある
ほんとうは、あなたがいないと生きていけない



いつか崩壊する地球と全滅する人類
終局が訪れた時、一人ぼっちでいない為に身に付けた社交性

でも誰かといるなら貴方がいい
貴方でないならひとりがいい


外界から身を守る為に造ったはずの『殻』が、
内部からも破れなくなった現実に驚愕するすべての人々のさいわいを祈って・・・
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by on-nao | 2004-11-20 14:18 | おとおし