ここはホテルじゃない
公営のプラザビルやら何とか会館の中にある大会議室 長机とパイプ椅子が整然と並んでいて、200人程は収容できそうだ。 どうもホテルではないと思わせるのは、天井と壁 白やグレーで統一されたセンスの無さと、ぼんやりとした蛍光灯が 目に(脳に)映る。 富士山でも鷹でも茄子でもないなんて! いつの間にか集まった大勢の人たちの中で どうしていいのかわからずにいると、一枚の紙が渡された。 そこには一週間のスケジュールみたいなものが書かれていて、 「起床」「昼食」とか「就寝」など、 今ではすっかり誰にも指示されなくなった筈の日常生活について 細かく時間が区切られ、まるで修学旅行用しおりの一ページのようだった。 でもまわりはスーツ着たおじちゃんばかり。 『中間管理職の宿泊研修かなぁ』と考えていたら 彼がいた。 「なかなか良いプログラムだよ。私はこっちに参加するけど、どうする?」 もう地獄でも特訓でもいいや 彼と旅行だ旅行!うれしいうれしいうれしいうれしいうれしい 憶えているのはここまで。 なんだかなぁという感じ もっと艶っぽい夢で新年を迎えたかった もっともそれでは、ここに書けませんが。 新しい年に前を向いて進んでいくすべての人のさいわいを祈って・・・
by on-nao
| 2005-01-02 23:38
| おとおし
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