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みんなで決める矛盾

好むと好まざるとに関わらず
小さな団体をまとめている

それはそれは小規模な人々の集まりで
たいしたルールもなく、運営も単純容易
全員参加の企画もふたつみっつ程度
ある意味、存在の価値すらない。

構成員にとっても、とりまとめ側にとっても
『団体があるから』そこ居る
『今まであったから』そのまま続く

腐ってる

その団体内にも各派あって

①意見ナシ興味ナシ派
②意見アリ興味ナシ派
③意見アリ興味アリ派

「意見ナシ興味アリ派」は不思議と居ない
そりゃそうだ。興味には実行と責任が伴う仕組みになっている。
無言実行の尊いお方になど、滅多にお目にかかれないものだ

①は問題外
②と③の争いが凄まじい、ご意見あるもの同士の血みどろの戦い
双方一歩も譲らず混戦模様。合意など得られようもない
この際、責任のあるなしは言いっこなしーよー。

・・・・そんな時のまとめ役なんて
果たしてやってられようか?
ひとりひとり「言うこと違う」し、ひとりひとり「希望が違う」
当たり前の事だ

何が―みんなで決めて、納得した上で実行―なのだ
決めることも納得も説得もまして実行なんて、事実上不可能だ。

小さな小さなその団体は悲鳴をあげながら
破滅へと向っている

おかみはさぞかし大変でしょうよ


人と人とのつながりについつい喜びと悲しみ両側面を見出してしまう
すべての人のさいわいを祈って・・・
by on-nao | 2004-05-16 21:43 | おかみ
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